メガネは案外奥が深いものです。
私たちの生活に身近なメガネにもかかわらず、またはだからこそ、「メガネ」にはまだまだ様々な誤解があるようです。
はたまたメガネ屋だからこそ知っている世間にはあまり知られていない使えるマメ知識もたくさんあります。

メガネをもっと楽しんでいただくために、もっと大きな事を言えばメガネ好きがもっと増殖するように、
メガネについてちょっとお伝えしたい「正直な話」。



今回も「メガネ屋でよくある風景」からみつけた話題で行きましょう。

「セルフレームだとうまく鼻にかからないんです」「レンズにまつげがあたるんです」。
そして「だから私、セルフレームはダメなんです」。
セルフレームをオススメすると特に女性のお客様からよく返ってくる反応です。

鼻パッドがついていないために鼻の掛かりの調節ができないセルフレーム、鼻の高い欧米人向けのデザインのためにそもそも鼻の盛りすら付いていないセルフレーム、鼻幅が広いセルフレーム。これらはどうしても掛けづらいんです。

彫りの深い欧米人に比べて、顔が平面的で鼻が低い日本人の顔になかなかセルフレームがしっくりこないのは
悲しいかな現実です。うまく顔に乗っからないメガネほどイライラするものはありませんね。

そしてまつげの問題。
これも掛かりの問題の延長なのですが、鼻もとを調節できないセルフレームは、瞳とレンズの距離が近づきがちになり、まばたきの度にまつげがあたり鬱陶しいったらありません。まばたきも1日に数万回するものとされています。たかが毛ですが、それだけ頻繁に擦れていると、レンズの後面の特に一番
よく見える中心を傷つけてしまいます。

ああ、セルフレームの掛かり具合さえ良くなってくれれば!

そこで、ボストンでオススメしているのが「チターム」です!
チタームというのは商品名でして、鼻のかかりを調節可能にする鼻パッドです。

セルフレームの掛け具合の調整に関して、これまではシリコンのパッドを貼り付けたり、盛りを大きくするという方法もありましたが、これがまた使っているうちに汚れやすいとか、結局調節ができないという根本的な解決法では無いなどという欠点があるのです。
しかし
チタームはこれを解消!

もともとの鼻の盛りを削り落とし、チタン製のクリングス(ちゃんと足のついた鼻パッド)を差し込みます。
これなら眼との距離は充分にとれますし、角度を調整することで安定した掛け具合にフィッティングが可能になります。これぞセルフレームの救世主!
*下の画像はプラスチック製の「プラーム」です。チタームはアーム部分がチタン製で、形状は下図とほぼ同型となります。



お買い上げの時だけでなく、今お使いのフレームをご持参いただいて取りつける事もできます。
セルフレームがずるっときてしょっちゅうイライラしてる方もこれでハッピーメガネライフ!
もうセルフレームをあきらめないでください!

●backnumber
  vol.1 メガネが似合わない顔なんてナイ!
  vol.2 大切なメガネと長く付き合おう
  vol.3 もうセルフレームをあきらめない!
  vol.4 カラーレンズを楽しもう